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佐藤ちあき

宅建に合格して人生が変わりました。
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【主婦宅建】独学で宅建試験に4ヵ月で1発合格した勉強方法を紹介!

宅建の説明
佐藤ちあき
佐藤ちあき

こんにちは!宅建って何?の状態から宅建試験に合格した佐藤ちあきです。

今回は、私が独学4か月で宅建試験に1発合格した実際の方法を紹介します。

受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

宅建試験の概要について

まずは宅建試験の概要を説明しますね。

宅建試験とは

宅建試験(宅地建物取引士資格試験)は、毎年約20万人が受験する人気の国家資格です。

この試験は、合格者に宅地建物取引士の資格を与え、不動産の取引に必要な知識とスキルを証明するものとなります。

難易度・合格率

宅建試験の難易度は一般的に「中程度~やや難しい」とされています。

項目内容
合格率約15%〜17%(法律系国家資格の中では高いといわれている)
受験者数毎年約20万人以上が受験、合格者は約3万〜4万人
受験制限学歴や年齢に制限はなく、誰でも受験可能
勉強期間の目安300~500時間 1日2~3時間の勉強で、4〜6ヶ月の期間で合格可能

初心者でもしっかり対策して勉強時間を確保できれば、独学でも合格可能 な資格です。

宅建試験の基本情報

試験のスケジュール

宅建試験は毎年、10月の第3日曜日に実施されます。

2025年の試験日(予想)は2025年10月19日(日)です。

  • 試験時間:13:00 ~ 15:00(2時間)
  • 申込期間(予想):ネット申込2025年7月上旬~ 郵送申込2025年7月上旬~
  • 合格発表日(予想):2025年11月下旬(例年通りなら11月26日(水)頃)

受験者は試験の約3か月前に申し込む必要があります。

また、受験手数料は8,200円で、ここ数年で改定されています。

出題範囲と科目

宅建試験は 全50問(4択のマークシート方式) で行われ、以下の4つの分野から出題されます。

・権利関係(14問程度)
・宅建業法(20問程度)
・法令上の制限(8問程度)
・税・その他(8問程度)

合格ライン

宅建試験の合格ラインは 毎年変動 しますが、例年50点満点中31〜37点前後 で推移しています。

過去10年の結果をグラフにまとめました。

ここ数年の合格点は35~36点が多い(約7割正解)

2020年は問題が易しかったため38点2015年は難問が多かったため31点とバラツキがあります。

目標は最低35点!(ミスを考慮し36〜37点を狙う)

佐藤ちあき
佐藤ちあき

ちなみに私は2023年の試験で、自己採点39点で合格しました!

主婦の私が独学で宅建に合格した勉強法

それでは、私の勉強方法を詳しくご紹介します!

①勉強計画を立てる

試験日から逆算してスケジュールを作成

まず私が試験に挑むと決めたのは6月の初旬でした。

10月の宅建試験まで約4ヵ月、ちまたでは300~500時間の勉強時間が必要と言われているので、1日3時間の勉強で合格!いける!とスイッチが入りました。

そして私のざっくりしたスケジュールはこちらです。

1ヶ月目: テキストを一通り読む+基礎問題演習
2〜3ヶ月目: 過去問を繰り返し解く+苦手分野の復習
4ヶ月目: 予想問題&本試験形式の模試を解く

このスケジュールは、ブログやYouTubeなどで実際に試験に合格した方の意見を参考に決めました。

私が確認した限りほとんどの方が、今回のスケジュールと同じような計画で合格されていました。

ひとことネコ
ひとことネコ

成功者を真似るのが1番ってこと

1日の勉強時間の確保

1日の勉強時間はだいたいこんな感じです。

毎日2~3時間
子どもが寝たあと夜21時~23時と、家事育児の合間ちょこちょこ合わせて1時間

最後の1か月は+1時間

家事と育児もあるので、とにかく大切なのは隙間時間を利用することでした。

洗い物をしながら暗記歌(後で説明します)を歌う、洗濯しながらYouTubeを聞き流すなど。

5分手が空いたらスマホアプリで問題を解いていました。

②自分に合った教材選び

市販のテキスト・問題集を購入

私が買ったのは『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』というテキストです。

引用:TAC出版 

実はテキストの購入は全くこだわっておらす、【宅建 教科書】で検索して1番に出てきたものを選んでます。

しかも、3,300円が高いと思ってフリマアプリでクーポン使って定価の半額で買いました。

ひとことネコ
ひとことネコ

毎年20万人以上が挑戦する試験だから、とりあえずテキストを買ったけど結局やめてフリマで売るって人が意外といるよ!

注意点として、最新版の教科書を購入することが重要です!

毎年何かしら改定があるため、その違いで1点でも落としてしまったら、本当にもったいないです。

③勉強の実践開始

テキストを進める(YouTubeを併用)

インプットとアウトプットを交互に勧めます(テキスト→問題演習)

①テキストを1章読み込む

②理解できない箇所をYouTubeで検索、99%誰かが詳しく解説してくれています。

③勉強した部分の問題集を説く

④間違えたところの理解を深める

ひたすらこの繰り返しで1か月半くらいかけてすべての範囲を進めました。

過去問をとにかく説く

過去問がネットにあるので、どんどん説いて勉強します。

間違えたところや理解できないところを洗い出して、2度と間違えないようにします。

最初は18点しか取れなかったのに、どんどん30点以上、40点以上となっていくのが楽しいですよ。

2か月ほど繰り返して最終的には過去問の、ほとんどすべての問題で48点以上とれるようになりました。

スマホアプリや動画視聴(主にYouTube)

本を読むより、動画での情報の方が分かりやすい場合も多かったです。

特におすすめのYouTubeチャンネルは「棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】」です。

暗記する箇所の語呂合わせ歌に本当に助けられましたし、宅建試験界隈の神様といっても過言ではありません。

引用(棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】)

非常にわかりやすい解説も必見です。

分からないことを知べたとき、だいだい棚田行政書士さんが解説してくれています!

他に意識していたことはこちらです。

・スキマ時間の活用(家事中や育児の合間の勉強)
・周りの人に公言してモチベーションを維持する

私がスキマ時間に利用していたアプリは宅建 過去問 2025 – 一問一答と過去問演習です。

シンプルな操作で間違たところが把握しやすく、解説も分かりやすいです。

主婦だからこそできる工夫やコツ

主婦だからこそできる工夫もあるので紹介していきます。

家族の協力を得る
→家族が試験勉強の重要性を理解して支えてくれると、精神的な負担が軽くなります。
例えば、「今日は試験勉強に集中したいから、手伝って欲しい」と思い切って頼むことで、心の安定が生まれ、効率的に勉強に取り組めます。

家事・育児の合間や最中にできることを探す
→育児中や家事の合間に、アプリやYouTubeを使って、短い時間で覚えやすいポイントを反復学習します。
例えば、10~15分の隙間時間を活用して、重要な用語や法律の条文を繰り返し確認するなど。

勉強のやる気を維持するために周りの人に応援してもらう
→勉強の目標を家族に宣言し、応援してもらうことも有効です。
「宅建に合格する!」その言葉が自分を引き締めるモチベーションとなり、周囲の人もその目標を支えてくれるはずです。

子どもに説明して理解力を高める
→年齢にもよりますが、子どもに教えることで、自分が理解していない部分に気づいたり、学んだことを整理して深く理解できたりします。
「お家を買うときは、お金を払う約束をするよね。それと似たようなことが不動産でも起きてるんだよ」というふうに、日常生活に関連づけて説明すると理解しやすくなりますよね。

迷うネコ
迷うネコ

そもそも主婦が宅建をとるメリットってあるの?

もちろん、主婦が宅建を取得するメリットはあります!!

こちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

関連記事主婦が宅建を取得するメリットを紹介!

宅建試験勉強を通しての感想

宅建試験に合格した感想

合格通知を見た瞬間、私にもやり遂げることができたという達成感に満たされました。

家事や育児の合間を縫って勉強を続けた日々が報われたと思うと、本当に嬉しかったです。

子どもに「ママすごい!」と言ってもらえて、頑張ってよかったなと心から思えました。

勉強を始めたきっかけ

勉強を始めたきっかけは、「何か役に立つ資格を取りたい」というなんとなくな気持ちでした。

家を購入するときに契約の内容が難しくてよくわからなかった経験もあり、知識があれば損しないかもと思ったのも大きいです。

最初は久しぶりの勉強に戸惑ったし「覚えられるのかな?」という不安もあったけど、やると決めたからには最後まで頑張ろうと思ってかけぬけました。

苦労したこととその乗り越え方

一番大変だったのは、やっぱり時間の確保です。

朝から晩まで家事や育児に追われ、まとまった勉強時間を取るのはほぼ無理なので、スキマ時間を活用したのが大きかったです。

料理の合間や子どもが寝た後のわずかな時間でもテキストを開くようにして、少しずつ知識を積み重ねました。

それから、法律の内容が難しくて、特に民法は最初まったく意味がわからず、理解できる気がしませんでした。

そこで、ネットの解説動画を見たり、実生活に当てはめたりして、できるだけ身近な話に置き換えて考えました。

「夫婦で家を買ったらどうなる?」とか「賃貸契約でトラブルになったら?」と、自分に関係がありそうな事例で考えると、少しずつ理解できるようになります。

試験を終えて

試験当日、会場には思った以上に主婦の受験者が多くて驚きました。

同じように家事や育児をしながら勉強してきた人がたくさんいるんだなと思うと、なんだか心強かったです。

みんなそれぞれの事情を抱えながらも頑張っているんだなと感じたし、私も最後まで諦めなくてよかったと思います。

勉強する習慣がついたのは大きな収穫、これからも学び続けて、生活や仕事に役立てていくことでしょう!

宅建試験についてよくある質問

Q
使い道はあるの?
A

不動産会社に勤めている場合、手当などのメリットがあることはもちろん、普段の生活でも知識は役立ちます。

例えば住宅購入や賃貸契約、相続や贈与に関する手続きがスムーズに進み、トラブルを回避するために役立ちます。

さらに、試験勉強の成果から自身がつき、資格取得を通じて自分の知識や能力に対する意識が高まり、次の挑戦に繋がる点も大きいです。

Q
人生変わる?
A

宅建試験に合格したことをきっかけに人生が変わった人は多くいます

私もその1人で、合格したことで自分の可能性に気づき、これまで挑戦しなかった新しいことに積極的に取り組むように。

経験を活かして、ライターとしての道にも挑戦し、自分に合った働き方を実現することができました。

Q
就職に有利?
A

宅建は不動産に関する専門的な知識を証明する資格であり、就職市場での信頼性が高いため、就職に有利に働きます

不動産業界には、フルタイムだけでなくパートやアルバイトとして働ける求人も多いです。

宅建を持っていれば、時間や場所に柔軟性を持った働き方ができる場合もありますよ。

まとめ

独学でも宅建に合格できます!
効率的な勉強法を取り入れることが重要です。
私と同じような主婦の方にぜひチャレンジしてほしい資格です!

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